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 高尾の健康ランド 「ふろッぴィ」 
    
ハワイアンと フラのショー
   演奏: E-MUSIC(イーミュー)
        2014年8月10日(日曜日) 午後1時、午後6時の2ステージ               

         tomimoto記

  
八王子市の温泉施設「ふろッぴィ」でのハワイアン・ショーです。
今日は、台風11号の影響で、荒天が予想されています。こちらへ来る途中、突然の大雨で甲州街道も水浸し。水を跳ねて車が走る姿はモーターボートが進んで いくようにみえました。
お客さんの入りが心配でしたが、「こんな天候の時はお風呂に限る」というお客さんがいるそうで、施設側も心配していませんでした。
午後1時からの第一部が始まりました。

午後1時は、お客さんの食事タイムがピークを過ぎた時間帯。とは言え、食後のお茶やビールを楽しむ方、むろん、これから食事を する方もいて賑わっていました。この時間はひと風呂浴びた方もいます。お風呂に入って、「フラ−ショー」を楽しむ。風呂好きの私は、客席にいたいくらいで す。
イプを持って踊るのは「カウラレイ・フラスタジオ」。曲は「カネオヘ」です。

昨年の記事を見ると、フラの2曲目は今回と同じ「カウラレイ・フラスタジオ」のケイキちゃんの「ケニケニ・グループ」でした。 昨年は「メ・カ・ナニ・アオ・カウポ」を踊ってくれましたが、今年は「エ・フリマコウ」。この曲の後、多摩動物園の公式応援ソング「パラダイス」が披露さ れました。このときは今日は一人だけ参加だった「フラサークル・オハナ」のケイキちゃんが加わり合同で踊りました。
ケイキちゃんたちは、応援の家族も来てくれているでしょう。この後、家族でお風呂に入ったのかな。

会場には外の雨音が聞こえませんが、降ったりやんだりしているようです。降り出した時はかなりの雨量です。第一部が終了した ら、露天風呂での昼寝が楽しみな私には気がかりです。
ステージは、そんな天候も関係なく華やかに「フラサークル・オハナ」による「オハイ・アリイ・カルヘア」が踊られています。

昨年までとは違い、前方から舞台への照明器具が取り付けられていました。演奏していて客席を見ると眩しかったのですが、ステー ジは華やかになりました。
踊りの真ん中に小さな子が一人だけ見えます。この子と比較すると両脇は大人にも見えますがケイキちゃんです。「ナニ・レイ・レフア前柳」のみなさん。後ろ が大人です。曲は「タヒチタヒチ」。今年何回か共演している曲で、6日後にも共演します。

再び登場の「カウラレイ・フラスタジオ」。
曲は「月の夜は/Sophisticated Hula」。1コーラス目の日本語歌詞から、2コーラス目はアップテンポになり、歌詞も英語に変わります。

ココナッツ・ プニウ(プウニウ)を叩いて踊るのは、ケイキちゃんも入った「フラサークル・オハナ」。曲は「カフイキナイ・アヒ」です。この曲は、プニウを使って踊る曲 のようです。他のハーラウが踊るのを見るとプニウを使っています。歌の意味がよく分からないので何とも言えませんが、プニウを使う意味があるのでしょう ね。


やはり打楽器 ですが、ここではイプを叩いて踊っています。曲は「ナアレ・オ・ニイハウ」。久しぶりに演奏します。フラは「ナニ・レイ・レフア前柳」のみなさん。数曲後 には、タヒチアン「テヘイマオヒ」を披露してくれました。

曲は「ヘ・ハ ワイ・アウ」。以前、Ho'okenaの演奏バージョンを「ナレオアイランダース」で取り上げ演奏したことがありますが、ここでの演奏元アーティストは知 りませんが、今年「カウラレイ・フラスタジオ」がメインで取り上げていく曲のようで、秋まで何回か共演する機会があります。日野市文化祭では、今回省略し たオリが入ります。

曲は 「Can't Help Falling in Love」。邦題「好きにならずにいられない」で知られる曲ですが、ここではプレスリーの歌ではなく、ディズニー・アニメで流れた演奏バージョンです。


映画「フラガール」の主題曲「虹を」。 「カウラレイ・フラスタジオ」の踊りです。映画では「ジェーク・シマブクロ」のウクレレが印象的でした。私もジェイク演奏のコピーを弾くことがあります が、その時は「ジョーク・イケブクロ」などと名乗ります。



「カウラレイ・フラスタジオ」を主宰す る福井先生のソロ。曲は「プア・リリ・レフア」です。


第一部の最後 は、バンドのオリジナル曲「Lino Time」を、フラ出演者のみなさんが踊りました。全員が踊れるわけではありませんが、踊れる方が少しずつ増えています。午後1時から2時までの第一部が 終わると、次は午後6時からの第二部。この間は、食事をして、お風呂も楽しめるフリータイム。外の大雨にもかかわらず、お客さんの入りは悪くないようで す。それでも普段は多い、高尾登山の帰りに寄るお客さんが見込めないだろうなと思いました

第二部(夜の 部)の開始です。
休憩時間の入浴中、露天風呂の脇にあるすのこ上で昼寝をしていたら屋根があるのに猛烈な水しぶき。屋根のトヨからあふれた雨水が跳ね回っていました。目を 覚ましたら、露天風呂には誰もいませんでした。
写真は「エ・ホイ・イ・カ・ピリ」を踊る「フラハラウ・カウナオア」のみなさんです。
この前には、昼の部でも踊られた「カウラレイ・フラスタジオ」の「月の夜は/Sophisticated Hula」でスタートしました。

踊るのは「フ ラ・マカラプア大澤」。曲は「ヘ・アロハ・ノ・オ・ホノルル」。舞台正面は明るくなりましたが、両脇が少し暗くなっています。純白のドレスがピンクに見え る人がいます。

夜の部になっ てからは「カウラレイ・フラスタジオ」のグループが1つ増えました。写真は今日初めての出演の「ピカケ・グループ」です。「スイート・レイ・モキハナ」を 踊っています。ピカケとは花の名前ですが、語源は英語の「孔雀 peacock」だそうです。中国からハワイに導入された花と聞きましたが、インドネシア の国花にもなっているそうです。

昼の部では「カウラレイ・フラスタジ オ」とだけ紹介していましたが、グループが増えたため「ティアレ・グループ」とグループ名を書きました。普段のイベントやステージでは、このグループの方 たちが「カウラレイ・フラスタジオ」として活動しています。ティアレも花の名前ですが、タヒチの国花として有名です。ティアレ・グループと命名した時点 で、タヒチアンも意識したのではないでしょうか?


「フラ・マカラプア大澤」を主宰する大 澤先生のソロで「ノホ・パイパイ」。ノホ・パイパイとはロッキング・チェアのこと。私のようにすぐ変な連想をする人間は別な「パイパイ」と誤解してしまい そうです。
手前のテーブルで、まるでディスプレイのように写っているのはメニューです。

「フラハラウ・カウナオア」のお二人。 曲は「レイ・ホーヘノ」。歌詞の中にある「kanilehua」とは、ヒロに降る霧雨のことを言うそうです。また「 kilihune」も霧雨のこと。確かにヒロは朝晩に霧雨が降ることが多い印象を受けました。突然の雨降り、そしてすぐやむような天候。私が滞在した「メ リー・モナーク」の時期(4月下旬)特有だったのでしょうか?
今日はグループとして3曲。先生のソロ が2曲とがんばっていただきました。「フラ・マカラプア大澤」の踊りは「ワイアカナイオ」。ニイハウ島を歌っています。ニイハウ島は個人所有の島ですから 一般人が観光で行くことは難しいようです。この曲を初めて演奏した頃はマウイ島のカナイオを歌っているのかと思いました。

「カウラレ イ・フラスタジオ:ピカケ・グループ」が「バリバリの浜辺」を踊っています。日本ではポピュラーなハワイアンソング。日本語の歌詞がうれしいですね。
「フラハラ ウ・カウナオア」が踊る「マハロ・エ・ヒロ・ハナカヒ」。この曲は、曲名から分かるようにハワイ島のヒロを歌っています。「ハナカヒ」とはヒロの別名で、 尊称だそうです。伝説の酋長の名前が由来なのです。「カウラナ・オ・ヒロ・ハナカヒ」という曲もあります。

「フラ・マカラプア大澤」のみなさんが 「アロハ・ノー」を踊っています。少し古い曲で作者のアンティ・レナ・マーシャドーはたくさんの曲を作っています。もう故人となった方で、LPレコードの ジャケットの写真が懐かしく、LPを探しましたが見つかりませんでした。


夜の部も「虹を」が演じられました。む ろん昼と同じ「カウラレイ・フラスタジオ」の出番です。

再び大澤先生のソロ。曲は「アロハ・オ エ」。ハワイのミュージシャンの多くが、この曲を通しで歌えないことを先日聞いて驚いたばかりです。サビの「aloha oe, aloha oe」の部分は知っていても、通しでは分からず、生演奏のステージを控えリハーサル時間に練習して覚えて貰ったそうです。ハワイでも有名なミュージシャン が揃っていたのに。ハワイでは演奏機会がないようです。

第二部のフィナーレは踊りではなく出演 者みんなで 「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。今日の大雨では、さすがに高尾山へ行く人はいなかったのでしょう。また、早く帰る人が多かったのでしょう。夜の 部の客席は少なかったのですが、ショーの後は、フラの人たちやその家族で客席が賑わいました。私たちバンドも食事をして帰りました。アルコールを注文した かったのですが、大雨の夜の運転は「怖いからイヤだ」という妻に車を任せるわけにいかず、我慢させられました。