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 ハワイアン&フラ&ウクレレ 演奏会                   プログラム
    2015年6月18日(日曜日)  日野市「新町交流センター」
                   13:00〜16:30     


多摩ハワイアン連盟主催のメレフラを開催する予定で会場を予約しましたが、3つのバンドで、それぞれメンバーの都合が悪い人 が出たために、メレフラ開催を諦めました。予約競争の激しい会場です。せっかく確保できたのにキャンセルするのはもったいないと、演奏会形式とすることに しました。
フラパーティーではないので、いつものテーブルを出す必要がなく、イス席を設ければ良いので、いつもより準備が楽です。

音響チェック・リハーサル中です。フラは近隣5団体に出演をお願いしました。最近、バンドは、フラのバック演奏が中心です。 今日は久しぶりに演奏だけの曲も多く取り入れました。ハワイアンソングだけでなく、ポップス、ラテン、歌謡曲、カントリーソングなど、懐かしい曲をお客さ んに楽しんでいただきます。バンドは「ヒノハワイアンズ」と「ナレオアイランダース」。それぞれ一人が欠席です。いつもならもう一つのバンド「ラニカイ」 も演奏するはずですが、都合が付かず、バンドとしては不参加。一人、Yoshiko.Nishioさんが参加。ヒノ、ナレオと、そして合同バンドにも参加 して貰います。

ウクレレ合奏も聴いていただきます。私の生徒さんたちです。4月5日の発表会から二ヶ月。再び人前での演奏です。発表会の約 半数のメンバーです。今日は、ハワイアンを中心としても演奏なので、ジャズや歌謡曲、クラシック、唱歌などを中心に練習している生徒さんが出ていません。 独奏や少人数での鴛鴦ではないので、リラックスして演奏できたようです。写真はリハーサル時です。
日野市の「広報ヒノ」でお知らせしただけですが、ハワイアンやフラの好きな方だけでなく、懐かしい音楽を楽しみたいというお 客さんも見えました。
この会場は、JR日野駅からすぐの所にあり、駅やバス停から目の前に見えるくらい、交通の便が良いのが利点です。

演奏のトップは、ウクレレの生徒さん2 つのグループが合同演奏しました。事前の合同練習はしていませんが、何回か、一緒に演奏をしているので顔なじみです。グループの1つは「カプア・クイー ン」との名で、ライブや施設などで定期的に演奏をしています。もう一つのグループは職場の仲間たち3人。職場の地名から、「Nanao.Uke」と私が勝 手に名前を付けました。
演奏曲は「エル・チョクロ」「ラ・パロマ」の2曲。1st、2nd、3rdの三重奏です。

「カプア・クイーン」が残り、一人が歌 で加わって「ダヒル・サヨ」の演奏。歌っているYさんは、若い頃、ハワイアンバンドで活躍していた人です。学生時代、一緒にやっていた仲間が、今、プロで 活躍中。フラをやる方なら誰でも知っているOhtaさん。さすがに、昔、鍛えた杵柄で(若い人は知らない言葉で、もう死語でしょうか。読めない人もいるで しょうね)上手です。ちなみに{きたえた、きねづか}と読みます。

「ヒノハワイアンズ」の演奏が始まりま した。ここからの写真が横長になっていますが、ナレオのserikamoの撮っていたムービーからの転用です。
フラのトップは「フラスタジオ・マカレア」。曲は「カ・プア・ウイ」。ウクレレを弾きながら歌っているのは、このフラ教室の主催者立川先生です。プア (花)、ウイ(美しい)。これだけで、花にたとえた恋人を美しい、愛しい、と歌っているのが分かります。歌詞にクプナ(kupuna)が出てきますが、こ こでは祖母(祖父)の意味だそうです。Izのバージョンです。

ここでは「モアナ・フラハレ」が「モー リー・ダーリン(Mollie darling)」を踊ります。カウントを取って演奏に入りましたが、かなり遅い演奏になってしまい、テンポを上げようと必死な私が動画で写っています。 リズムがどんどん落ち着いてしまいます。ビデオの音声を聴くと、「1,2 3 4」のカウントを取った途端、それとは違うテンポでリズムが入りました。4拍目のアウフタクト開始の曲(ここではスチールギターのみ)は時々、こうなりま す。ヒノハワイアンズの欠点です。この後、このハーラウの演奏時には、バンドメンバーにジョークを交えて呼びかけます。「お刺身が食べられなくなるー」と ぼやきます。これは追々説明していきます。

フラの合間に、「泣かないで」「テネ シー・ワルツ」を演奏しました。日本のハワイアンバンドが全盛を誇った頃、マヒナスターズの曲やムード歌謡を演奏するバンドが多かったのですが、私はハワ イアン・イコール・裏声歌謡曲のイメージがあり、演奏したくありませんでした。今回、練習の時から、「いいねー」を連発。お客さんにも好評だったようで す。「泣かないでは」kawai。「テネシーワルツ」はnakazawaの歌。
写真は、今門先生主宰の「フラパマカニ」のみなさん。曲は「コアリ」。この後。合同バンドの演奏の時に「カ・ノホナ・ピリカイ」を踊りました。

踊っているのは名古屋先生主宰の「フラ サークル・オハナ」。曲は「I Love You」。「I Love You」.という曲はたくさんあります。人によって連想するのは誰の「I Love You」でしょうか。尾崎豊?クリス・ハート?ここで取り上げられた曲は、元音源と歌詞を先生からいただいたから譜を作り、演奏できましたが、未だ、誰の 歌かはよく分かりません。tamamotoでなくては歌えない曲です。



ここで「ラニカイ」のYoshiko (敬称略)登場。「カ・レフア・ウラ」を歌います。ウェルドン(Weldon Kekauoha)の作品で、自身が歌う曲。
'ulaは赤いという意味なので、赤いレフアとも訳すのでしょう。歌詞に「'ula o uka」 と出てきます。ukaは高いを意味するそうです。似た ような単語がたくさん出てくるので、とても覚えていられません。ヒノ担当で練習しましたが本番に間に合わないと判断、急遽、Yoshiko 担当として歌って貰いました。今年の秋には「ラニカイ」担当曲として予定していた曲です。キーを変えたので戸惑いました。

ここから「ナレオウクレレ」の合奏とな ります。ナレオウクレレ教室の生徒さんたちです。左にいる人、数人が写っていませんが、22人が確認できます。
演奏曲は「南国の夜」「プア・リリ・レフア」「ブルー・ハワイ」「珊瑚礁の彼方」「ハワイアン・ウェディングソング」の4曲。この合奏では2重奏を主体に 歌も交えての演奏でした。
合同・混成バ ンドの「ヒノ&ナレオ&Yoshiko」の演奏です。始めに英語バージョンで「Pineapple Princess」を演奏。写真はこの時のワンシーンです。この後、「キパフル」(カウラレイ・フラスタジオ)、「マカキロ」(フラサークル・オハナ)、 「カ・ノホナ・ピリ・カイ」(フラ・パマカニ)のフラが続きました。ベースとキーボードが一人ずつしか参加できませんので、今日、参加のバンドメンバー は、この写真の12人、そして写真にいない2人の計14人です。

いよいよ体験フラの時間です。名古屋先 生の指導で、日本語歌詞の「月の夜は」。お客さんやウクレレ演奏の人たちが出て一所懸命踊っています。約20分の短い時間ですが楽しかったようです。男性 が一人参加しています。私の教室で、ウクレレだけでなくスチールギターもレッスンしている方です。鎌倉から通ってきます。これまで一番の遠距離でしたが、 今は、水戸から来る人に遠距離記録を抜かれました。


「ナレオアイランダース」単独の演奏と なりました。写真は「モアナ・フラハレ」が踊る「キパフル」。先に演奏した「キパフル」よりアップテンポで、タヒチアン・リズムで演奏。私が、バンドメン バーに向かって「このハーラウが踊る曲は間違えないように」と注意をしてから演奏を始めました。「この踊りの中に妻がいますので、後で叱られます。夕飯の おかずに影響が出て、毎日欠かせないお刺身が出なくなりますから」と言ってから演奏開始しました。この後、「メカ・ナニ・アオ・カウポ」も演奏しました が、繰り返し「お刺身、お刺身」とつぶやいて演奏しました。

「ナレオアイランダース」はいつもの テーマ曲ではなく「ハワイアン・マーチ」からスタート。次いで「倖せはここに」と大橋節夫の作品が続きます。そして先の「キパフル」の後、歌の入らない演 奏曲として「引き潮」。massieの歌で「ジャニーギター」。そして、この写真の「フラサークル・オハナ」の踊りとなりました。曲は「カ・プア・アノ・ ラニ」。この曲のイントロを、演奏する度にギターの腕が衰えたことを感じます。4,5年前の演奏を聴くと(この曲は2年前から演奏)、「あの頃はうまかっ たのにねえ」とメンバーに愚痴ることもたびたびです。スケール練習、アルページオ練習してませんからね。
Yshiko参加で「アカカフォール ズ」が始まりました。この曲は、春にも演奏をしているので、スチールギター演奏、ウクレレソロも入れ、可愛くないKawai'iの歌で演奏する予定でし た。Yoshiko希望曲として、この曲が挙がってきました。キーも予定と同じイ長調なので即決。massieのハーモニー付き、haraのでウクレレソ ロも入れて演奏。本日、一番の拍手でした。いつものナレオは、ここにmieがいるはずです。

haraの歌う「ポーハイ・ケ・アロ ハ」の後、ヒノのtachikawaが参加して女性3人で歌う「カントリー・ロード」。メインはmassieが担当。その後、「フラスタジオ・マカレア」 が「To You Sweetheart, Aloha」。「モアナ・フラハレ」が「メカ・ナニ・アオ・カウポ」とフラを披露して、ナレオ最後の曲「シェルブールの雨傘」となりました。massie が仏語・英語で歌いました。日本語、ハワイ語の歌を入れると4カ国語を歌うグローバル歌手です。


「ヒノハワイアンズ+ Yoshiko&massie」で、50年以上前に、田代みどりが歌った日本語バージョンの「パイナップルプリンセス」。tachikawaがメインを担 当しました。serikamoムービーは、ここで電池切れ?終わっていました。「カウラレイ・フラスタジオ(ホツホツ)」、演奏の「コーヒールンバ」、 「フラスタジオ・マカレア(プア・リリ・レフア)」、nakazawaが歌う「キエンセラ」の写真はありません。
演奏終了後、客席にいた知人のお孫さん(ハワイの小学2年生、夏休みで日本に滞在)が恥ずかし気に寄ってきて、質問があるとのことでした。「今日はお刺身 食べられそうですか?」と聞かれました。「多分、大丈夫だよ」と応えたら「良かったー」とホッとした様子。
ハワイの子供だからフラもウクレレもやっているとのこと。この話をすると「本当のハワイアンから見たら、とてもお刺身どころではない演奏だ、と思われたん じゃないの」と言われます。そうかもね!!